酒と喇叭の日々

喇叭吹いてるか酒を呑んでます。

トランペット

モダンジャズにおける数学と文学の要素

パリでのジャズマンの日常と友情を描いた名作「ラウンドミッドナイト」の中でデクスターゴードンが演じるディルターナーがテナーサックスで「As time goes by」を吹いていると「歌詞を忘れてしまった」と吹くのを止めてしまうシーンがある。 僕なりの解釈だ…

ケニーの憂鬱

日本国内においてなぜこんなに過小評価されているのか首を傾げたくなるジャズトランペッターがいる、とてつもないスケールと技巧を持ち、高い作曲能力を兼ね備えた素晴らしいジャズマン。 その人の名はケニードーハム。 ケニードーハムの特徴は、独特なダー…

クイーンブラスの企業努力

僕は先月からクイーンブラスのサテン仕上げのトランペットを吹いています。 かの日野皓正さんが使用されている事で知られる極めてコストパフォーマンスが高いトランペットです。 皆さん価格の事が気になると思いますが、以前では考えられないような手頃なお…

トランペットを支える筋肉

これがトランペットを構える時に使うトランペットを支える筋肉です。 ただこれは支えるだけの筋肉でトランペットを吹く時には腹筋は当然ですがお尻や太ももの筋肉も有効に使うべきだと僕は考えます。 ただこうして見るとトランペットを長時間吹くと肩が凝る…

スコットラスキーさん、どうぞ安らかに。

世界的な金管楽器のマウスピースの技術者として知られるスコットラスキーさんが先日亡くなられた。 ここ近年ラスキーのマウスピースが市場に出回らない状態が続いていて、体調が優れないという話を小耳にしていましたがあまりにも急で驚いてしまいました。 …